住み心地が良く、長持ちする家のために、[未来工房]が取り組んでいること。

小さな力ある工務店

設立当初から地元密着、"小さな力のある工務店"を目指してきました。
それも作り手側からの論理ではなく、住み手からの論理による"小さな力のある工務店"という事で、
平成9年から年間25~30棟ペース、当初は社員数も7~8人程度でやって参りました。
自己責任原則、責任の明確化、甘え構造を徹底してなくす為、敢えて社員として雇用せずに使っている、
下請け協力業者や大工にも、その精神を浸透させています。
社員として大工を雇用となると、どうしても仲間同士や、
身内感覚から、内々で妥協が出てしまうのではと思うからです。

材料の仕入れ

材料の仕入れに関しては社長である私、自らが殆んど行なっております。
相場が100するものを品質を一切変えずに95にする為にはどうすれば良いか等、
特にメーカー系の商品等は、いかにメーカー直轄の販売店と付き合うか、
一次問屋とどういう取引きをするかによって仕入れ価格は変わってきます。
特に某超大手資材メーカーの製品等に関し、代金支払いの締日と支払日とのサイトを極端に短縮して、
僅か数%の金利還元?まで適応させています。
(このような手法まで用いているのは未来工房だけだと思います。)

木材、輸入木材に至るまで、ただ品質が良く安ければ良いという考えだけで仕入れはしません。
そこに安全基準なりの明確な指針が必要なので、当社では木材の殆んどを、農林物資の規格化、
及び品質表示の適正化に関する法律規定を認定した工場から仕入れています。

弱小な下請け協力会社(大工さんや塗装屋さん等)に無茶な要求をすると、
もし請けたとしても必ず、ヤル気というものがそがれる事になるはずです。
だからといって、甘い接し方をしているわけではありません。
いかにこの単価でこの施工が出来るかという仕組み、システムを当社の現場監督が考え、
現場がスムーズに進行していくように努めています。

基本的な考え方として、職人さんたちに対する考え方と、資材メーカーに対する考え方は相違します。
いかに良い材料が持ち込まれ、システムがしっかりしていても、組み上げる職人の気質、考え方によって、
完成時のテイストが若干違ってきます。空気感のようなものですが(感覚的ですが)、
ここは未来工房は、非常に重要なところと考えております。
設計図面通りに施工する事は基本中の基本ですが、そこにプラスαの何かが欲しいのです。

それは、やはり人の手でつくる為、職人さん達のヤル気、気質、団結力+現場監督の指導、采配、
建築士の確認、チェックと考えて実行しております。
資材メーカー系の商品に関しましては、流通経路の見直しによる仕入れ、決済方法により
少しでも安価になる仕入方法を徹底しております。

ここからが難しいところで、余りにもシステム化を追求すると、大手ハウスメーカーのように、
この材料は使ってはダメ、あれもダメ、これもダメ、いわゆる真直ぐは真直ぐでないとダメ......、
こうなると新建材や集成材以外、何も使えなくなってしまいます。

当社の基本である自然素材、無垢の木材を多用すれば必ずヒビも入るし木は反ってきたりもするし、
開いてきたりもします。この許容範囲がどこまでかということを念頭におき、
KD材(乾燥材)の使用を徹底しています。
柱、梁、桁は当然のことながら、間柱に至る迄、乾燥材を使用しています。
(当社で使用するKD材は、出荷時は含水率18%前後、完成後15%前後、
1年2年と居住後において12%~15%で安定します)
ちなみに木材の含水率が0%になるとセルロースなので分解してしまいます。
ローコスト住宅や、見かけだけ大きな材料をこれ見よがしに使っている業者をたまに見かけますが、
(全てとは言いませんが)
グリーン材(木が乾いていない状態なので安価)を使っている工務店は、
今だ工務店全体の80%程度あると製材所から聞いております。 

グリーン材の含水率は40%~50%で、一瞬きれいに見えるのですが施工中にどんどんやせていき、
酷いものでは寸法が合わなくなってきたりもします。
特に床下の束等は、束石から浮いたりはずれたりして家を支える力がなくなり、
非常に不安定な状態になっております。
しかし、乾燥KD材を使用しても自然素材ですから、多少の収縮はおきますが全く問題ない許容範囲です。

まずは基本

未来工房では当初から基礎には凝り、
(おそらく木造住宅では当社の基礎が日本一ではないかと自負しております)

未来工房

基礎配筋は、通常
200mm~300mmピッチですが、
150mmピッチと、
約2倍の鉄筋を使用。


未来工房

そのうえで、束立てをなくして、ビル・マンションのように建築部の地面全てを固め、基礎の立ち上がりをこぶが生えたように随所に設けます。


未来工房

その上に燻煙した桧の芯材、杉の芯材の土台、
大引きを敷いています。
他社の木造住宅の半分のピッチでいれています、つまりこれも倍の量です。
この基礎は頑強です。
コストも当然かかっています。


未来工房


しかし、

ここが考え方です。
家を支えるにあたり、束立てをして木の束を組み上げる材料のコスト、大工さんの手間コストと、
当社仕様のように基礎を随所に立ち上げてそれに加算されるコスト、
(その代わり、この部分の大工さんのコストと束の材料コストがなくなります)と比較して
どちらがベストか。
実際、基礎を随所に立ち上げた方がコストはかかるのですが、
頑強さからでは圧倒的にこの方法が強い。

また何故、燻煙土材か?

国産杉材

多少、情緒的であると思うのですが、
昔から煙でいぶした木には虫が寄りつかないという特性があるみたいです。
科学的な根拠データはありません。

しかし、歴史からの検証において飛騨高山あたりの民家の囲炉裏の木や梁などで立証されています。
未来工房はこれにいち早く注目し採用してきました。
全国でこの本格的な燻煙をする工場は5ヶ所しかありません。
(東北・北陸・九州)

また先の材料の話と前後しますが、構造は乾燥材を使用していますが。
土台に関しては燻煙処理木材を標準仕様にしました。

その多くの効用をここで全部書くと長くなる為割愛しますが、
国産材の燻煙熱処理は、木の全体乾燥と成長応力の低減、加工性の向上を中心に、
国産杉材の活用と、日本の森林環境とも関わっています。
地域の燻煙木材にこだわるところがミソです。
良いものをつくることと、社会へ還元してゆくこととは何ら違いがないと感じます。
(捕足は家づくりの特徴「燻煙木材」に有)


屋根板

屋根も同様です。

在来工法においては、母屋というものを間隔をあけて打っていき、
その母屋の上に屋根板を張ります。
この場合、屋根板は通常、バ板とか、はめ板といわれる様な薄い木です。
この薄い木の上に重い瓦がのるわけです。
それなら、この薄い木の屋根板を支える、ぶ厚い木の母屋をいっそのこと、
ズラーッと横一列に並べて打てばこのまま屋根板になるのでは? 
この発想で天井材を厚くした方法における頑強さ、断熱性の良さ、
部屋内から天井を見上げた時の迫力は比較するものがない位です。
未来工房は、最初にこの方法を考えました。


もともと12年程前からツーバイフォーで集合住宅を施工してきた経緯もあり、
ツーバイフォーの壁耐力の凄さはどうしても捨てがたいものがありました。

本来、在来工法においては筋交いで耐力壁を作っていますが、
阪神大震災時に、一棟も倒壊しなかった壁耐力構造だけは絶対に取り入れたかった為、
未来工房の家では、当初から在来軸組工法+耐力壁工法を採用していました。

当初は構造用合板を使用していましたが、接着剤の関係もあって、
例えF0(極度に化学物質の少ない)合板であっても、なるべく合板レスを目指す。
現在はそれに変わる良いものが出て参りまして、
三菱マテリアル建材の「MOISS」という粘土鉱物を主成分にした天然素材のみで製造された壁耐力材を使用しています。
(粘土鉱物のもつ潜在的な湿度調整機能で室内の浄化フィルターとしても機能します。
ホルムアルデヒドなどの汚染物質を吸着・分解して室内の空気質を改善するスグレものです)
構造用合板における接着面がなく、壁倍率(耐力のこと)も合板と同等、
又、通気性に秀でている為、壁体内結露が生じにくい。
殆んどないと言っても過言ではありません。


断熱材にもこだわり、羊毛断熱材を取り入れました。
ニュージーランドから輸入、それも新毛を用いた大手布団メーカーの羊毛を使用した断熱材です。
これは絶対に良いと信じ、いち早く標準仕様として取り入れました。
他にもウール系断熱材はあるのですが、羊毛100%の断熱材はこれだけです。
更にこれはウールマークライセンシーを取得している企業から供給された羊毛(リサイクル羊毛ではありません)です。
そのうえ防虫加工を施し、コストはかなり高いのですが本当に良品です。

供給された羊毛

ガラス繊維質系のグラスウールやロックウールでは
繊維そのものに水分を吸収する能力は全くありません。
羊毛は人間の髪と殆んど効力が同じで、調湿します。
1本1本の繊維そのものが調湿をします。

日本古来からの建築手法を取り入れ、
基礎、床下はとにかく風が抜ける事が一番良いと信じています。
絶対に床下を密閉したり、プラスチック系の板状断熱材で家をぐるぐる巻きにするような
工法は正直、好きになれないようです。
一部、遮熱目的の利用では効果は大ですが、家中ぐるぐる巻きにして魔法瓶のようにしてしまうのは、
どうも自然の理に反した生活をしているようで、好きにはなれません。

東大寺にしても、法隆寺にしても

床下は全て風が吹きさらしです。
理論としては、基礎の中、床下を密閉してしまい、まるで井戸の中のような温度を保つという事は理論上わかるのですが、
基礎打設した生コンクリートが乾くまで2~3年かかると言われています。
(実際RC造マンションの新築は結露が多いことで有名)

これで完全に塞いでしまう外断熱工法では、生コンから発生する水分の逃げ道がなく、
当然、水分は室内に向かおうとします。
又、床下の木材が水分を吸収してしまい、そのままの状態で維持する事になります。
これが腐食等の原因につながったりしないのか?白カビの発生等も心配です。

白アリの発生も気になります。湿気を好み、コンクリートすら突き破ってきます。
大きな冷凍倉庫等ならば、このプラスチック系板状断熱材でぐるぐる巻きにして、
冷凍倉庫内の温度を超大型の冷却装置で室温を保つことは理解できます。
確かに理論上はこの断熱方法で、機械式換気に頼る方法が良い
と言う結果は出ているようですが、
まだこの断熱方法での建築歴史も浅いゆえ、どうしても素直に取り組む事が出来ませんでした。
あらゆるメーカーから誘いはきたのですが、拒否してきました。
北欧のように厳寒地帯で湿度の少ないところでは致し方ないと思うのですが・・・。

グラスウールの充填式

その北欧ですら、グラスウールの充填式です。
床下を風がビュービュー吹き抜けることは、建物には良いが、
床断熱においては相反します。
そこでまず遮熱という事においては、発砲ポリスチレン板状断熱材を使用、
室内の床の保温という事において、羊毛100%断熱材をその上に敷いています。
二重床下断熱工法です。その上に無垢のフローリングです。


プラスαをつくる優れた監理者

直接工事

直接工事について、いかに優れた現場監督(施工監理者)が社内にいるかで、
現場施工の良し悪しが決まります。
建築士、施工監理士の免許を持っていることは当然であり、
それよりも考え方が重要だと思います。

システム化に伴う為、どのタイミングでどの材料を搬入すればスムーズに現場が進行するか。
又、建築士と同様に設計図書通り作業が進んでいるか。
部材のチェック、釘の打ち方、ピッチ、補強金物はきっちり入っているか。
近隣への工事中の挨拶、施主との詳細な打合せ etc...
その建築する家全てを把握しているのが現場監督です。
いかに優れた監理者がいるかが直接工事の大原則です。
これを嫌がれば○○工務店に丸投げです。良くTV等である欠陥住宅特集です。
欠陥が出て売主に詰問しても「建築のことはよくわかりません...」と、まるで冗談のような回答をする人がいますが、
決してTVの中だけではないようです。

例えば、お客様がおもしろい玄関ドアを見つけたので使いたいと支給されました。
さて、そのドアだけあっても、大工さん含め職人さん達はこれをどういう風に取り付ければ良いのか、
指導者がいないと勝手には絶対に触りません。
その都度、監理者が「これは、開口がここまでOKだから、枠をこういう風に取り付けて、枠の厚みは何センチにして、
高さはここに合わせて」と、全て寸法を表示して、職人さん達に指示致します。
(この辺は設計士の役割とは違います。施工監理者の役割です)
素人目には、ドア一枚置いてあれば勝手にそのまま取り付ければ完成という風に見えますが、
(確かに荒っぽくこういう方法で取り付けることも可能です)
だからこそ、そこにプラスαの何かが必要なのです。

いかに優れた施工監理者であっても、自分のキャパシティがあります。
この、こだわりを失くさず監理していくのには自分の容量をオーバーしないことです。
これが良質な家づくりへとつながります。

年間に何百棟も請けたり、一人の施工監理者で月間、何十棟も担当物件を持たされているような住宅会社には
おそらくそれなりのノウハウがあるのでしょうが、未来工房ではどうしても真似できません。
一戸入魂で取り組めば、自ずとその施工監理者には限界が生じてきます。
これを超えると、必ず無理がくるか、もしくは超システム化によるプラモデル住宅になってしまいます。
未来工房は、一人一人が "小さな力のある工務店"です。
どんなに有名になっても、この理念からは逸脱しません。"直接工事"を守り通します。

再び「小さな力のある工務店」

オリジナル

冒頭に申したように、作り手側から考える工法ではなく、
住み手側から考える工法を、それが正しいかどうかを建築士、
役所に確認しながら行なってきたので、本当にオリジナルです。
それも、他社よりも絶対に強くと言う事が基本です。
その結果、過剰なほどの木材の使用量になっています。
まず、実際に棟上げをご覧頂くと誰もが驚かれます。

極論すれば、目に見える化粧部分は多少色ムラがあろうが、
引っかき傷があろうが、大きな問題ではありません。
(少し乱暴でしたが、表面上の見た目のことだけゆえ、自分達でいつでも修整できる)


専門家

家を大事に扱い、
自分達の手でできる修整は自分達でやってみる。
又、小さな棚を作ったりとか、
余った材料で、色々モノづくりを試す。
プロでないと触ってはいけないところは専門家に任せる。
こういう風にして愛着を持って住んでいけば
家は必ず100年200年と保ち続けます。


未来工房は、根拠と裏付けを基にした価格決定をしています。

未来工房は、根拠と裏付けを基にした価格決定をしています。
これだけの材料、質においてこの価格で提供できるのは未来工房以外ではありません。
自信を持って断言できます。

家づくりは情緒的な部分も必要ですが、反面、システムや係数管理も必要です。まだまだ
ドンブリ勘定が多いという、この住宅業界は、余りにも感情面だけが一人歩きしているようで、
それゆえ「当社に任せておいて下さい」とか「私を信頼してください」等の言葉が
まかり通っているのだと思います。

施主は絶対に、信頼をしたいのです。
だから、その為にも明確な根拠、裏付が欲しいということです。
未来工房は当初より"小さな力のある工務店"を目指していました。
今でもその理念は一切変わりません。これからも変えません。


平成15年11月に福岡展示場もオープンし、翌年は第2展示場もオープンしています。
平成17年には佐賀展示場をオープンしました。

決して拡大路線に入るつもりはありません。
これは、平成11年頃から福岡方面からのお客様が増えてきて、現在では約半数が福岡都市圏、
及び佐賀県で建築をしております。
これからのアフターケアを考えると、どうしても福岡市・佐賀にも営業所を設けないといけないという使命から出展を決意しました。
ですから福岡展示場も佐賀展示場も、他社ハウスメーカーとは全く規模、趣きの違う"小さなモデル展示場"と、
未来工房の事務所を併設して建築しております。

未来工房が創業してから完成棟数も社員数も増大しております。
今、考えている事は巨大ピラミッド組織だけにはなりたくない為、
久留米でも福岡、佐賀でも地元に密着した"小さくても力のある工務店"で居続けます。
その地域の文化はその地域に住まないとわかりません。
久留米、鳥栖、福岡、大牟田等僅か10数km離れただけでも文化は違います。
その文化を理解する為には必ず地元に密着しないといけない、
という考えが未来工房にはあります。

今後、未来工房が今よりも大きくなったとしても、それはその地域を理解し、その地域の文化を取り入れて変革成長した、
地域密着型の "小さな力のある工務店"が各地域に点在しているということだけです。

株式会社 未来工房 創立者 金原 明

福岡・佐賀・久留米 注文住宅 未来工房 

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