完成
見学会

暮らしの楽しみ方は自分たちで

福岡県糟屋郡 S様邸

快適ライフですよ。

今回お邪魔したのは、お住まいになって2年のS様邸。
この日は、日差しも強く、夏本番といった天気でしたが、
家の中に入ると扇風機が一台回っているだけで、
暑さがぐんと和らぎます。
S様のお宅では、冷房を入れることはほとんどなく、
お客様が来た時くらい。

閉め切って出かけても、帰った時のむっとした暑さもなく、
窓を開ければ心地良い風が流れる。
床もサラッとしていて、「寝転がると気持ちがいいんですよ」と
ご主人。「この快適さ、誰かに伝えたいね~って、
二人で話してたら未来工房通信の話があって、
『通じた』ってびっくりしましたよ(笑)」と奥様。
S様と未来工房との出会いは、新聞広告。無垢の木、
自然素材での家づくりに惹かれ、
福岡展示場に見学に来られました。
冬の寒い日でしたが、基本形に入った時に床の暖かさに驚いたそうです。
住んでからも「冬の寒い日の朝に、布団から出たくない…ってことがないんです」と奥様。
薪ストーブを使うのは12月~2月の間で、他は何もつけなくても
室温は寒くないとのこと。さすが、未来工房の家。

婦唱夫随!?

暮らしの工夫は、楽しみながら、自分たちで。
ご主人のことを、「我が家の環境整備係」という奥様。「こんなのがあったらいいよね!」と、
アイデアを出すのは奥様で、そのリクエストに応えて手づくりするのがご主人。
奥様のお気に入りの場所というトイレは、和テイストで統一。
タオル掛けと、紙巻き器はご主人作。
木材をバーナーで炙って木目を活かしたり、「これがないと紙が切れないかなと…」と、
ふたのギザギザもつけられたとのこと。
細かな仕事に脱帽です。

「自分達だけ新しい家に住むのも…」と、飼い犬のために新しく犬小屋を製作。
横には窓がついていて、夏は風通し良く、冬は閉めてあたたかくと、思いやりいっぱいです。
薪小屋はもちろん、バイクガレージのデッキやエアコンの室外機のカバーなど、
外周りの”環境整備“もご主人がコツコツ進められています。

早くも今シーズンの薪ストーブ用の薪を大量にストック。
薪の半分は「薪ストーブの会」で知り合ったお客様と一緒に、2月に木を切り倒し
準備したものだそうです。
「2月は木の水分が少ないので、薪にした時に虫がつきにくいとか、
いろいろ教えてもらいましたよ」と、イベントを通した住まい人どうしのつながり。
嬉しい限りです。

気持ちを届ける料理。

お料理が大好きな奥様。建築中には、たくさんの料理や
お菓子を差し入れていただき、スタッフみんな元気をもらいました。

料理はジャンルを問わず、いろいろ試して作るのがお好きで、
レシピはファイルにきれいにまとめていらっしゃいます。
「簡単で楽なんだけど、凝った料理風の味になるってのが
いいじゃないですか(笑)」と、
「煮たまご」と「食べるラー油」の作り方を教えて頂きました。
家で作ってみると本当に簡単で美味しい!我が家の定番に確実です。
「家に居て何かしてるのが好き」と言うお二人。
我が家を存分に楽しまれている姿は、憧れです。

(取材/2013年夏)