完成
見学会

すっと心に馴染む、自然素材の家。

福岡県朝倉郡 T様邸

すっと心に馴染む、自然素材の家。

今回お邪魔したのは、お住まいになって2年のT様邸。
玄関へ続く、緩やかな弧を描くアプローチが迎えてくれます。
家の中にお邪魔すると、木目の美しいダイニングテーブルを中心に、
木の家具でまとめられた心和む空間。
以前お使いだった家具と、新しく買い揃えた物も家にしっくり馴染んでいます。
「自然素材の物が好きだからでしょうね。好みは以前から変わらないかな」と奥様。

T様と未来工房との出会いは、ご夫婦で「ちょっと見てみようか」と、
軽い気持ちで訪れた、福岡の総合住宅展示場。
いざ見学してみると、
「どこもゴージャスな感じで、3、4件見て回っただけで疲れてしまって…
それでも頑張ってさらに2件くらい見て、そして最後に見たのが未来工房。」

外観の雰囲気、室内の無垢の木の空間に、
「自分が好きなのはこんな家だな」と、すっと感じられたそうです。
そして、未来工房の「機械を使わないエコ」など、
できるだけ機械に頼らない自然な暮らしにも共感いただき、決められたとのこと。
「でも、決め手は営業担当さんとの出会いかも。
なんだかふんわりしてて、ちっともガツガツしてないから(笑)」

夢中になれる場所。

玄関リビングのドアのすぐ横に、2帖ほどの小さなアトリエ。

ここは紙粘土でつくる人形づくりが
ご趣味の奥様専用のスペース。
以前は食器棚として使っていた棚に、
作品がずらりと並びます。

作品づくりは、家事の合間をぬって少しずつ。
「アトリエスペースに棚を入れたら随分狭くなってしまったけど、
専用のスペースを作ってよかったです」と、奥様。
専用だと、作業も片づけもスムーズで
気ままに人形作りを楽しまれています。

薪ストーブ、重宝してます。

薪ストーブの火入れは、主に奥様が担当。
「家族が帰って来る前に夕方から火を入れて、寝る前に大きな薪を
一つポンと入れておくと朝まで暖かい。本当に重宝しています。」と奥様。
ご主人は薪ストーブの前のマット「特等席」にゴロリとくつろがれるとのこと。
薪ストーブを使い始めて1年目は、薪をインターネットで調べて近所の販売店で購入。
「高くて勿体ない」と少しずつ使っていたそうです。

2年目からは、ご主人のお知り合いの木材業者さんから分けてもらったり、
薪を共同買いする「薪友」に出会えたことなどで、
随分と費用を抑えることができるようになったそうです。
「今は、贅沢に薪を使っていますよ(笑)」

四季を楽しむ庭。

リビングから望む東側の庭には、モミジやアオダモ、ソヨゴなどの樹木が植えられ、
隣の母屋から運び入れた飛び石がリズム感を与えてくれます。
ブルーベリーやジューンベリー、オリーブなども植えられ、季節の味を楽しむことも。
南に面する和室の窓には、夏場は日差しをカットするように、ゴーヤでグリーンカーテン。
「次から次にゴーヤが生るので、炒めたり塩揉みしたりして楽しんでます。」
昨年、住まい人のお宅で開催したガーデニング教室や
ハーブ教室にもご参加いただき、お庭で実践。
草花が眠っている冬の庭が、春になってどんな顔を見せてくれるか、楽しみですね。

(取材/2014年春)