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熊本モデルハウス建築日記【床貼り編】
こんにちは、現場管理の河﨑です。
前回中間検査が無事完了した熊本モデルハウス。
いよいよ床板を張っていきます!
未来工房では仕上材から下地に至るまで全て無垢材が標準仕様です。
そんな中でも床板材は熊本産の杉材を使用しています。
2階が厚み3.5cm、1階床板は3cmも厚みがある、杉の無垢フローリング材。
これだけ分厚い無垢フローリングを使ってる住宅会社は聞いた事がありません。
厚みのある杉床材は、一般的な1.5cmの合板フローリングに比べ、踏み心地が柔らかくて、夏は素足でサラッと気持ちよく、冬は熱伝導率が低いので冷たくなりません。
無垢材の床は同じ樹種でも、1枚1枚木目や色味が異なり、時と共に経年変化で風合いが増すのも魅力の1つだと思います。
熊本モデルハウスでは、1階床材はオーク色、2階は後からクリアオイル仕上げを行います。
使用するオイルは、ドイツ リボス社製の植物性の自然塗料を使用しています。
そんなこだわりの床板を、1枚1枚丁寧に大工の手で張って行きます。
天井を張らず、梁などがそのまま見える「構造現し」なので、2階に張った床板は裏側がそのまま1階の天井として見えてきます。
先に、2階から張っていくのですが、
天井を張らないので、電気の配線も床を張る前に、梁の上を直接配線します。
次に、一階を張っていきます。
床板の下に見えている綿のようなものは、羊毛100%断熱材「エコール」。
断熱はもちろんのこと、調湿作用で床下や壁の中の湿気をコントロールしてくれる優れものです。
と、何やらパズルの様な床板が登場しました。
このパズルの様な床板の正体は、壁の中に入り込む箇所に貼る床板で、柱など干渉する部分を切り欠いたものでした。
棟梁、仕事が細やかです。
無垢床材の肌触りや香りなどの特徴は、展示場や見学会などで、ぜひ体感して頂きたいです!
本当に気持ち良くて、やっぱり無垢の木っていいな〜と、感じている毎日です。