『愛なき世界』
三浦しをん/中央公論新社/2018年
恋のライバルが人間だとは限らない!洋食屋の青年・藤丸が慕うのは植物の研究に一途な大学院生。草がライバル、藤丸の恋は実るのか?
『ナミヤ雑貨店の奇蹟』
東野圭吾/角川書店/2012年
あらゆる悩み相談に乗る不思議な雑貨店。そこに集う人生最大の岐路に立った人々。過去と現在を超えた温かな手紙の交換。
『とんび』
重松清/角川書店/2018年
不器用すぎる父親が片親となり、無償の愛を一人息子に注ぐ物語。
『夜のピクニック』
恩田陸/新潮社/2006年
高校生たちが日昼夜を通して、ただ歩くだけなのに“ドラマ"がある。登場人物たちとともに歩き、その時間を共有。
『からくりからくさ』
梨木 香歩/新潮社/2001年
祖母が遺した古い家に共同生活を始めた四人の女たち。草で糸を染め、機を織り、唐草模様や織物のように連なる生命を描く。
『菜の子先生がやってた!』
富安 陽子/福音館書店/2003年
ふっとあらわれて、まじめくさった学校をひととき不思議空間に変えては、どこへともなく去ってゆく。まん丸メガネの不思議な菜の子先生が大活躍!
『魔女の宅急便 その6
それぞれの旅立ち』
角野栄子/福音館書店/2009年
だれもが知っている物語の完結編。キキはとんぼさんと結婚し、いまや双子のお母さん。子供たちを取り巻く家族と素敵な人たちの物語。
『日本沈没 第二部』
小松 左京, 谷 甲州/小学館/2008年
高度成長に沸く日本のあるべき姿を問う『日本沈没』から33年。第二部では国家間の軋轢や気象変動の起こる未来を描き全人類に警鐘を鳴らす。
『四人組がいた。』
高村薫文藝春秋/2014年
山奥の寒村で、暇を持て余す老人4人が、政治、経済、ギャンブル、教育、AKBに至るまで、皮肉たっぷりに笑い飛ばす。
『聖☆おにいさん』
中村光/講談社モーニングKC/2008年
世紀末を無事に越えたブッダとイエスが、下界でバカンス。人間を装い暮らす二人の神様が天然ぶりを発揮。
『虚構新聞』
虚構新聞社UKジーウォーク/2017年
弊社が取り上げるニュースはすべて虚構のものであり、現実の人物・事件・団体とは一切関係ありません。
『感情表現辞典』
中村明/東京堂出版/1993年
近現代の作家197人の作品
806編から、感情の微妙な陰影を描写した用例を収録。自分の気持ちにピッタリな表現に出会える。
『くらしのきほん100の実践』
松浦弥太郎/マガジンハウス/2019年
日常のマナーから、家事のきほん、我が家の定番の味まで、100の知恵やレシピがずらり。どのページを開いても試してみたくなることばかり。
『新明快!困ったときのベタ辞典』
アコナイトレコード/大和書房/2007年
職場で家庭で学校で耳にするベタな言い回しを解説。
いつの時代にも、不思議な力をもつ人がいました。
食べること、身体を動かすこと、絵を描くこと、謎解きをすること、春になると花が咲くこと…
その知恵や異才は、まるで魔法のよう。魔法を使わない「魔女」たちのお話です。
『眩 くらら』
朝井まかて/新潮社/2016年
葛飾北斎の娘、絵師葛飾応為の時代小説。表紙の絵のように、時代の匂いがプンプン。武骨な活きた江戸弁と応為の生き方に惚れぼれ!
『スリーピング・マーダー』
アガサクリスティー/早川書房/1990年
ミス・マープル最後の事件。一軒の家を買った若い夫婦が、家の記憶だけでなく、眠っていた殺人までも掘り起こしてしまう。
『玻璃の天』
北村 薫/文藝春秋/2007年
昭和の初め。上流家庭・花村家の令嬢英子と、令嬢付きの女性運転手別宮みつ子、通称ベッキーさんは、不思議な事件の謎を解く。
『秘密の花園』
バーネット著, 土屋 京子 訳/光文社/2007年
インドで両親を亡くしたメアリと、車いすの従兄弟コリンは、長い間閉ざされた秘密の庭を生き返らせようと熱中する。
『猫』
井伏鱒二,谷崎潤一郎他/クラフト・エヴィング商會/中央公論新社/2009年
井伏鱒二や大佛次郎といった作家たちが、猫について思い思いに綴った短編集。
『きょうの猫村さん』
ほし よりこ/マガジンハウス/2005年
猫なのに家政婦の猫村さん。働き者で奉公先の家族を思いやる。時折見せる猫の習性に和みます。
『残るは食欲』
阿川佐和子/新潮社/2013年
阿川佐和子は食いしん坊。父や母との思い出の味、旅先のうまいもの、冷蔵庫で干からびた食材の救出。思った通りの味でなくとも、ウエストのくびれが気になっても、おいしくできたらそれで幸せ。
『あまからカルテット』
柚木麻子/文藝春秋/2013年
女子中学校からの仲良し4人組。お稲荷さんから始まる恋、思い出の甘食、恋敵のハイボール、怪しいラー油。だれかのピンチもチャンスも、4人で乗り越える!
『幸福な食卓』
瀬尾まいこ/講談社/2007年
家を出て行った母。父をやめた父。元天才児のお気楽な兄。「きちんとした」家族も食卓も変わってしまったことを嘆く佐和子と、それぞれの思いを抱えた家族の物語。
『地球の食卓世界24か国の家族のごはん』
ピーター・メンツェル他著/TOTO出版 /2006年
家族と1週間分の食品のポートレイト、食事風景を中心とした一家のルポルタージュなど6つのエッセイを収録。家族の暮らしから現代の「食」の世界地図を描く、壮大なプロジェクト。