現場監督通信vol.8 「塗り壁施工」
NEWS
現場監督通信vol.6 「断熱材施工」
家の温熱性能の決め手となる、断熱材。
未来工房で使っているのは、ポリなどが一切混じっていない、100%の羊毛断熱材です!

壁の中にぎゅうぎゅうに詰めるからこそ、断熱以上の性能もほしいところ。
だから、未来工房では、断熱材に「羊毛」を使用しています。
高温多湿の北部九州では、壁の中の湿気をいかにコントロールするか、が、家の寿命に大きく関わっています。
羊毛は、断熱性能もさることながら、壁の中の湿気をコントロールするすぐれもので、
築20年のモデルハウス「晴耕雨読」の解体の際、壁をはがした羊毛の写真がこちらです。
20年経過した無垢の木の家。
木部にカビもはえず、だらりと垂れ下がることもなく、きれいなままでした!
新築の家と比べても変わりがないのが分かります。 ↓晴耕雨読×マイペースの家、築20年、2025年3月撮影

この羊毛断熱材は、一般的な断熱材であるグラスウール(ガラス繊維)とは違い、
素手で触ることができ、施工する職人さんにも安全安心の材料です。
外壁面の壁と一階床下に主に使用し、
柱の間や土台大引の間に隙間なく詰め、見た目も綺麗に見えるように、
タッカー(ホッチキス)で木材に一つ一つ手作業で固定していきます。


↑床下は、羊毛+ミラフォームの二重に断熱をしています。
また、窓枠の狭い隙間にも、ぎゅっと羊毛を詰めて断熱性を高めています。
狭い隙間に密に施工できるのも、羊毛断熱材の特徴の一つです。


断熱材ミラフォーム+羊毛断熱材、さらにその上に、30mm厚の床板を施工すると、
床暖房はまったく必要ありません。
夏のさらさら、冬のあたたかさ、ぜひ体感してくださいね!