カーポートパネル交換
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2026年2月、福岡 hitマリナ通りモデルハウスがオープンします!
2026年2月、hitマリナ住宅展示場南会場に新展示場「森は生きている―循環していく家―」をオープンいたします!
2025年2月、20年の節目をもって「晴耕雨読×マイペースの家」が幕を閉じました。新たな展示場は、森から家へ、家から森へ、また人から人へと、時間を超えて循環していく家。四季を暮らす喜びを、どんな人にも感じさせてくれる建物です。

建築にあたって考えたこと
さて、この建物を計画するにあたって、20年ずっと愛され続けた「晴耕雨読」から生まれた種がどのように育った建物になるのか・・この「種」というキーワードから考え始めました。
・種には、これまでつないできた過去の記憶と、これから芽吹く未来が詰まっている。
・種は、身を守る固い殻を持ちながら、それを破る強さも持っている。
・種が芽吹くとき、再現しながら、少しずつ変化している。突然変異もある。
・種は、始まりでもあり、終わりでもある。

・意図したとおりに芽吹く種もあれば、こぼれ種のように、思いがけず芽吹く種もある。
・風や鳥に運ばれてどこへでも行ける自由さと、その地に定着、根を張ることもできる。
・土の上であれば、種は、育てることも、捨てることもできる。
・・・
などなど、矛盾だらけの「種」の解釈。

この話し合いを経て辿り着いたのは、この矛盾こそがむしろ「未来工房らしさ」なのではないか?ということです。
真っすぐ歩き続けてきたと思っていた未来工房の家づくりは、実は螺旋状だったのかもしれません。
切り取る場所によって、進行方向が真逆にもなる螺旋階段。
一部と一部を比べると、矛盾しているように感じられますが、それらは必ず繋がっています。
どんな過去も今に繋がっていて、さらに未来へ一歩を踏み出す、人生のような家づくり。
新たな展示場は、そんな矛盾をはらんだ建物です。

「矛盾をはらむ」ということは、生きているということ。
「矛盾」と聞くとネガティブに感じるかもしれません。
でも、割り切りたくても、割り切れないものであふれているのが、生命や自然、私たちの暮らしです。新しいけど懐かしい、普通だけど革新的な建物であるということは、建物自体が生きているということ。
だから、この建物の名前を「森は生きている―循環していく家―」と名づけました。

森から家へ、家から森へ、人から人へ。
土に還る素材でつくる、命と季節のサイクルの中にある建物。
どんな時代でも、どんな役割でも受け入れることのできる懐の深い建物。
人や社会や自然がゆるやかに変容していく中、共に変容しながら生き続ける建物。

未来をなつかしいと思える建物を
過去を振り返って「懐かしい」と感じる瞬間は誰しもあることでしょう。
自分のこれまで進んできた道と未来がつながる安心感があるとき、この建物といっしょに歩いていけると思えるとき、未来を「懐かしい」と感じるのではないでしょうか。これも、この建物で表現したい「矛盾」の一つかもしれません。

この建物は、路地と中庭をとおしてつながる、2つの棟でできています。
たくさんの建物がぎゅっとつまった町のような総合展示場、その一角に建つモデルハウスです。南に隣の建物が迫っている街中の土地でも建てられる・・?福岡エリアならではの悩みにもお答えする建物です。
2026年2月のオープンをお楽しみに!

【東棟】
コンパクトなマンションの想定も可能な、小さな平屋。ワンルームのLDKは、様々なレイアウトが可能です。もちろん東棟にも、インテリアのアイデアが詰まっています。
【西棟】
広くない敷地でも当てはまるサイズ感の建物。建物自体が小さいわけではないけれど、ひとつひとつはリアルな寸法でつくられています。
輸入クロス、輸入サッシ、造作キッチン、タイルなど、未来工房らしいインテリアや、もちろん薪ストーブも。