朝は鳥の声。夜は波の音。
福岡県福津市 N様邸
住宅街の一角にある古い納屋をリノベーションし生まれた、コミュニティーカフェ『いな屋』。
店の隣に佇むオーナーの住まいは、「いな屋と対になるような、この環境に溶け込む家」がテーマ。白壁と焼杉のコントラストが、いな屋の外観と調和している。
「気候がいい時には、窓を開け放って過ごしたいし、周辺の環境もひっくるめて、ここでの暮らしを楽しむ住まいにしたかった。そういう意味で、自然に対するリスペクトを一番感じたのが未来工房さんでした」
風通しの良い家は、西側に広がる海からは穏やかな風が室内に静かに流れ込み、薪ストーブのあるいな屋側の土間はからは、ご近所さんも気軽に顔をのぞかせ挨拶をするなど人の気の流れまでも良い。
いな屋に住みながら、工事の様子を見ていたN様ご夫婦。職人と話す機会に恵まれ、「完成した時には、もうこれで職人さんとは会えなくなるのかと、寂しい気持ちになったほど」と、共に家づくりをできたことを振り返る。
夜は波の音に耳を傾け、朝は鳥の鳴き声で目覚める。Nさんの1日は今日も自然とともにある。
コミュニティカフェ『いな屋』https://www.instagram.com/inaya178katsuura/