眺めて、遊んで。庭のある暮らし。
大きな川沿いの開放的な敷地に建つ住まいは、白い漆喰の壁と平瓦の屋根が印象的。その美しさを引き立てるのが、自然の風合いを大切にした庭です。苔に囲まれた小道や火山岩のテラスなど、眺めて楽しむだけでなく過ごせる空間に。手がけた成富さんは、異なる素材や植物をバランスよく組み合わせ、庭に奥行きを生み出しています。

本物の木の家で、安心できる暮らしを――。
0さん夫妻が家づくりを考えたのは、ご主人のお母さんが亡くなり、お父さんが一人暮らしになったことがきっかけでした。前職は大手ハウスメーカーの設計部員で、そのときに自ら設計して建てた家はまだ築8年。家を手放すのは勇気が入りましたが、隣家が接近しカーテンを閉めての暮らし、木の温もりに憧れていた奥さまとの思いを汲んで決断されました。
自然素材の家を建ててくれる工務店を探し始め、未来工房のモデルハウスを訪れた瞬間、空気の違いや木に包まれる感覚に心を動かされ、「ここなら理想の暮らしができる」と確信したと語ってくれました。


木の家と庭とともに育む、0さん一家の暮らし。
カーテンを閉めずに光を楽しみ、冬はストーブを囲む――そんな願いをかたちにしたのは、庭とつながる開放的な平屋プラン。南側の吹き抜けLDKや、家の中心に通り抜けできるクローゼットなど、心地よさと機能を両立した工夫が詰まっています。

眺めるだけでなく遊べる庭は、これから年月とともに緑が深まり、心地よい木陰をつくっていくそうです。
「木のぬくもりを感じる家も、庭も新ストーブも、思い描いていた暮らしをすべて実現することができました」と語る0さん夫妻。木の家と庭とともに育つ、家族の新しい物語が始まっています。

福岡県みやま市 O様邸