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2020.04.20

スタッフブログ

《わたしの台所》の作り方 ~キッチンから始まる暮らし①~

家づくりやインテリア、暮らしなどを特集している雑誌の中でよく売れるテーマは「キッチン=台所」なんだそうです。

売れるからこそ特集されることも多いのですが、いつまでたっても人気がある。

雑誌や本もいっぱいあるけれど、いつも皆が気になっている。

つまり、いつまでたっても「台所」問題にはモヤモヤすることがある。

ではなぜ「台所」問題はいつまでたってもモヤモヤしたままなのでしょうか?

 

一つは時代の流行り廃り、最新機器などの物理的な変化によるもの。

システムキッチンの性能やデザインは、10年前と今では全く異なっています。

もう一つは家族。子どもの成長による変化や家族の人数の変化もあります。

そんな変化があっても「わたし」は毎日台所に立つ。

億劫な日でも台所に立つので、少しでも居心地がよい場所にしたいと、きっと誰もが思っている。

では、わたしにとっての台所はどんな場所でしょうか?

生きている間、私たちは長い時間を「家」で過ごします。

家はそこに住み続け、思い出を積み重ねることでだんだんと「その家族だけの家」になっていきます。

家は心を育てる学び舎でもあり、家族の「心」を守り癒すものでもあります。

生きる礎になる大事な場所であるべきなのです。

その中でも台所は家族の生きる源「食べる」をつくる場所。

家族の真ん中に台所や食卓があり、そこを家族で囲み、豊かに過ごすためには、

まずは自分自身が大切にしていること、「好き」を知ることが大切です。

今の不満と理想、家族と使う時間などを具体的に整理し、使い勝手や家事動線など、

いろんな角度から台所を考え、暮らしを豊かにする「わたしの台所」をみつけるためのヒントを探してみましょう。


次回からはいくつかのワークを準備しています。

是非一緒にやってみてくださいね!

(インテリアコーディネーター 松延)