やかまし村のクリスマスマルシェ
スタッフブログ
《わたしの台所》の作り方 ~キッチンから始まる暮らし①~
家づくりやインテリア、暮らしなどを特集している雑誌の中でよく売れるテーマは「キッチン=台所」なんだそうです。
売れるからこそ特集されることも多いのですが、いつまでたっても人気がある。
雑誌や本もいっぱいあるけれど、いつも皆が気になっている。
つまり、いつまでたっても「台所」問題にはモヤモヤすることがある。
ではなぜ「台所」問題はいつまでたってもモヤモヤしたままなのでしょうか?
一つは時代の流行り廃り、最新機器などの物理的な変化によるもの。
システムキッチンの性能やデザインは、10年前と今では全く異なっています。
もう一つは家族。子どもの成長による変化や家族の人数の変化もあります。
そんな変化があっても「わたし」は毎日台所に立つ。
億劫な日でも台所に立つので、少しでも居心地がよい場所にしたいと、きっと誰もが思っている。
では、わたしにとっての台所はどんな場所でしょうか?
生きている間、私たちは長い時間を「家」で過ごします。
家はそこに住み続け、思い出を積み重ねることでだんだんと「その家族だけの家」になっていきます。
家は心を育てる学び舎でもあり、家族の「心」を守り癒すものでもあります。
生きる礎になる大事な場所であるべきなのです。
その中でも台所は家族の生きる源「食べる」をつくる場所。
家族の真ん中に台所や食卓があり、そこを家族で囲み、豊かに過ごすためには、
まずは自分自身が大切にしていること、「好き」を知ることが大切です。
今の不満と理想、家族と使う時間などを具体的に整理し、使い勝手や家事動線など、
いろんな角度から台所を考え、暮らしを豊かにする「わたしの台所」をみつけるためのヒントを探してみましょう。
次回からはいくつかのワークを準備しています。
是非一緒にやってみてくださいね!
(インテリアコーディネーター 松延)