完成
見学会

2018.01.22

NEWS

諸々雑感、ルーツと未来について思うこと。

「ルーツ」「未来」
一言でいっても、いろんな意味合いがあるんだろうけど、
ここでは、家族とかその人自身の、という点で少し文章を。


お客様の家づくりに向き合いながら、何となく感じていたことが、
少し前にようやく腑に落ちた。

みんなそれぞれ、「ルーツ」を持っているということ。
当たり前なんだけど、当たり前すぎて忘れていること。

子供のころ、好きだったこと、大事にしていたもの、場所、色、経験、周りの人との信頼関係。
そんなたくさんの経験が、その人自身を形づくっていて、
それをこれからも大事にしようとしていること。

いつの間にか子供にも伝わって、
その子が大人になったとき、やっぱり大事にしているということ。

多かれ少なかれどんな人にも、繋がれてきたルーツがあって、さらに繋がれていく。

たぶんこれが、「未来をつくる」ということなんだろう。
数十年先、数百年先の過去も未来も、決して途切れているわけではなく、
十二単の平安時代なんてとても繋がってるように思えないけど、
それでもやっぱり繋がっている。
未来も同じく。

いろんなことが急激に変化していくこんな時代だからこそ、
「今の子供たちが大人になっても、大事にしたいと思えること」
それを持てるようにするのが、今「大人」である私たちの責任だし、
様々な判断を迫られるときの基準とすべきこと。

明確に持ちながら、家づくりを続けたいと思う。