新・福岡モデルハウス、上棟しました! | 未来工房|福岡・佐賀・熊本の木の家づくり

見学会
イベント

2025.08.27

NEWS

新・福岡モデルハウス、上棟しました!

【2026年2月、hitマリナ展示場”南”会場に、新モデルハウスをオープンいたします!】

8月20日(水)早朝。快晴。
天気にも恵まれ、棟上げの良き日、暑い暑い一日が始まります!

棟梁と現場監督と、米・塩・いりこ・酒で四隅をお清めします。
工事の安全を祈って。

今回のモデルハウスは、2025年2月に20年の節目をもって幕を閉じた、「晴耕雨読×マイペースの家」を「種」として生まれる建物。
未来工房のこれまでを踏まえて、未来をつくる建物とは・・?
検討を重ねてきた建物の形がとうとう見える日がやってきました。

暑い一日。こまめに休憩をとりながら進めます。
この時期、腰に下げる、大工の七つ道具入れには、補給用の水分が必須です。

二次元で描かれていた設計図が、こうやって三次元の立体になっていくとき、
この上棟の準備期間に、どんなことが起きていたのだろうかと考えます。

現場監督が材料(必要な寸法及び数量)を拾い出し、発注、足場・クレーンの手配・・天気予報との格闘。
一つ一つ取り出せば上記のような項目なのですが、
それらが働く人とひとつながりになって行われる上棟は(そして上棟だけでなく家づくりの様々な場面が)、
まるで魔法のように見えることがあるのです。

現場監督と大工の、そしてクレーンとも!呼吸を合わせて。

未来工房の家は、工場で作られない、規格住宅でもない、設計・現場監督・職人たちの心配りと手仕事の家です。
これまで作ってきた1400軒を超える家も施設も、もちろんモデルハウスも、一つとして同じ建物はありません。
性能、間取り、デザイン・・そんな単純な項目を検討するだけでは決して良い家は生まれない、
それを知っている人たちのつくる家です。
だから、どの家にも、住む人と家づくりに関わる人たちの、
時に矛盾してしまう思いや、それでも何とか両立しようと試行錯誤する姿勢が詰まっていて、
そんな矛盾だとか、試行錯誤の姿勢が、恐らく、魔法のように感じさせる部分なのではないかと思っています。

建築に関わる人たちへ尊敬の思いを込めつつ、これからの工事の安全を願いつつ、
工事のこれからや、打ち合わせのこれまでについて、綴っていきます。

完成は、2026年2月予定です。
お楽しみに!

↓8/30,31 構造見学会のお知らせ