部分最適と全体最適(東京研修にて) | 未来工房|福岡・佐賀・熊本の木の家づくり

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2026.06.25

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部分最適と全体最適(東京研修にて)

私たち未来工房は、住まいの雑誌『チルチンびと』が提唱する、地域に根差す家づくりを目指す工務店の組織「地域主義工務店の会」に所属しています。
 産地の明らかな素材で、設計者・工務店・大工・職人の顔が見える安全で、良質な木の家づくりを目指す工務店が集まって、年に数回勉強会が開催されています。先日開催された会に、私も参加してまいりました。
 その中で印象に残った、また、未来工房の家づくりとも共通点のある一級建築士事務所 ビオフォルム環境デザイン室・山田貴宏先生のお話を少しご紹介させてください。

 先生は「建築とは、環境との応答性・関係性である」と言われました。環境・社会・地域・風景にも資する意義ある住宅を作ることが大事と考え、建築設計をされているそうです。これは、私たちの考える家づくりと考えを同じくする部分でした。
 一般的に、現在作られている住宅は新建材を使った、ZEHのように断熱・省エネ性能が当たり前の家。エコな住宅を作っているつもりのようですが、住む人・住宅・環境・社会・地域・風景 これら全体にとって、本当にエコな住宅なのでしょうか?

 産業革命後、不可分だった生活の中の諸々が「産業」となり(林業もその一つの産業ですね)、分断された産業ごとに部分最適な技術が発展していきました。
 地球温暖化がこれほど大きな、しかも、産業を横断する喫緊の課題となった今、建築においてもこのような「全体最適」を考える視点を持つことが、非常に重要だと思うのです。

N.K.